前夫と離婚に至るまで20

前回のブログに書いた

離婚話になる前に義母と2人で

過ごした日の話に触れます。

 

 

前夫の渡米後、私は自分の両親が

暮らす実家に引越し、一時的に

同居しました。

でも、義実家は隣町。

義母に度々誘われて、前夫が留学中も

月に2-3回は義実家に顔を出していました。

 

義両親のことは嫌いではありません

でしたが、夫がいない中、1人で

頻繁に顔を出すのは面倒だと思う

ときもありましたが、嫁として、

義両親とは仲良くしたかったし、

誘われれば行くようにしていました。

 

しかし、義母は信仰する宗教のことがあり、

度々勧誘?のような発言もあり、

私は義母との会話は日々言葉を選びながら

話していたように思います。

 

 

ある日、また義母に誘われて

義実家に遊びに行きました。

義父は外出しており、義母は

『たまには2人でお出かけしようか!』

と言われ、景色の良い公園を散歩して

から、義母オススメのお店でランチを

することにしました。

 

義母は上機嫌でランチを注文してくれて

会話も弾んでいました。義母はこんなことを

言い始めました。

 

『息子(←前夫)は社会人になったのに

また勉強をしに自費で留学している。

夫(←義父)は自営業なので60歳を

過ぎた今でも毎日仕事を頑張って

くれている。

私(←義母)は日々(宗教の)布教に

力を注ぎ、集まりには必ず参加し、

祈りを欠かしたことがない。

娘(←前夫の妹、大学卒業後、働きたく

ないという理由で就職せず実家で

のんびりアルバイト生活)は最近毎日

お裁縫を頑張っていて、ティッシュケース

がもうすぐ完成しそうなのよ!

たまにアルバイトだってあるのに

すぐティッシュケースできちゃうの!

………………なのに、あなたは

今ここにいて、毎日一体何を

頑張っているの???』

と言い放ちました。。。

 

その言葉を聞いて、人前では滅多に

泣くことがない私ですが、

びっくりするくらい涙があふれ出ました。

ここは、街の小さい小さいレストラン。

土曜のお昼、周囲は明らかに

ざわつきました。

義母はあからさまに慌てました。

でも、私の涙は止まりませんでした。

 

なんていうか、、

ものすごく悔しかったんです。

何もわかってくれてないなって

何でそんな風に言われなきゃ

ならないんだろうって

悲しくて悲しくて。

 

前夫に帯同を許して貰えず

度重なる浮気で心はボロボロ。

自分がうつ病になりながらも

また夫と前みたいな関係に

戻れると信じて、

自分自身がしっかりしないと!

楽しまないと!と言い聞かせながら

 

正社員として月60時間を超える残業、

自費留学した夫の経済的援助をし、

週末には趣味を広げるため

カルチャースクールに通ってもいた。

 

そのこと、義母は知ってるのに。

全部知ってるのに。

『あなたは何を頑張っているの?』

って、まるで私が何も頑張って

いないような、努力していないような

言い方。ショックでした。

 

私があまりに泣くので、義母は慌てて

ランチコースのデザートをキャンセルし、

私を車に乗せ、義実家に帰りました。

 

ずっとずっと『そんなつもりじゃなかった』

って言っていました。

 

でも、『そんなつもりじゃなかった』なら、

そんなこと言わないしね。

 

 

その日から、義母とは

多少距離を置くことになります。

私は義母のことが大っ嫌いに

なりました。

(あーぁ、これまで嫁姑、意外と

円満だったのになぁなんて。)