前夫と離婚に至るまで17

これまで何の音沙汰もなかった

前夫から、突然の着信!

驚きましたが、生きてた!と

思って嬉しい気持ちで電話を

取ったことを覚えています。

 

前夫は連絡をしなかったことを

詫びることもなく、帰国時の

優しい様子も全くなく、

苛立ったように私に言いました。

 

『だから!来て欲しくないんだ!

このまま、終わりにしたいんだ!

もう俺のことは放っておいてくれ』

 

……???

 

突然、怒鳴られてキョトンとする私。

そして、疑問がいっぱいだった。。

 

このまま、、終わり??

私たち、恋人じゃないよ。

夫婦なのに、このまま

フェードアウトするつもり

だったなんて。。

失踪でもして、離別したかったのかなぁ。

それって、、事件じゃん!

 

きちんと話し合いを持たずに

また宣告され、

もうどうしたらいいのか

わかりませんでした。

 

でも、私はひとつ言いました。

 

『二年目のアメリカ帯同、

やめよう。私は日本であなたを

待つわ』

 

何だか急に冷めた、というか

この人とアメリカで暮らしても

きっと今は楽しくないと確信した

瞬間でした。

 

あのときはまだ離婚については

どうなるのかわかりませんでしたが、

とりあえず彼がアメリカにいる間は

冷却期間として、お互いを見つめ直そう

と思いました。

 

それに、私も度重なる彼の発言に

疲れきってきました。

私は私で日本でしばらく

楽しく過ごそう!という

気持ちにやっとなりました。