前夫と離婚に至るまで11

とある土曜日、

早起きをして心療内科に行きました。

とても混んでいて、異様な雰囲気でした。

 

まず、アンケートみたいな用紙で

うつ病チェック?を受けました。

その後、診察。

 

ドクターは忙しいらしく、

物凄く話を聞いてくれるタイプでは

ありませんでしたが、事務的すぎる

訳でもなく、

 

・精神的にかなり不安定であること

・今回処方する薬について

 

等、丁寧に説明してくれました。

とりあえず、飲んでみようと

思いました。

これで楽になるのなら、

しばらくは薬で我慢しようと

よくわからない決断をしていました。

 

出された薬は

睡眠薬抗うつ薬等。

後で知ったのですが、このとき

私が行ったクリニックは

とても沢山薬を出すクリニックでした。

 

私が初めから、かなり強めの

お薬を飲み始めました。

 

薬を飲めば、一日のうち

少し明るくなれる時間もありました。

睡眠薬のおかげで眠れました。

睡眠薬を飲んでも眠れない日は

夜中に睡眠薬を追加しました。

(本当はやっちゃダメですが、

この頃の私は正に病気でした)

 

うつ病と診断されてからも

会社には悟られちゃ行けない!

両親に心配かけたくない!

と必死で会社と両親の前では

めっちゃカラ元気で過ごしました。

 

定期的な通院。

前夫に私の苦しみに

気付いてもらいたくて

心療内科に行き始めたこと

うつ病と診断されたこと

を伝えました。

 

前夫の反応は、私の予想を

大きく裏切り、冷酷なものでした。

 

『弱いなー。

そんな薬飲んで何か楽になるの?

うつ病なんて

気持ちが弱いだけだろ?

自分の気持ちの持ちよう一つで

変えられるはずだよ。

俺も昔はネガティブ人間だったけど、

それが嫌だったから自分で治したんだ。

性格って、ある程度は自分で治せるよ。

お前は自分の弱い部分を治す努力を

怠っているだけ』

 

今、冷静になって考えても

何様ですか?!と思いますが、

あの時の私は心身共にボロボロ。

返す言葉がありませんでした。

もううつ病の話をするのは

やめようと思いました。

 

※思い出しながら書いていると

どうしてもっと早く離婚しなかった

のかなぁと思えて仕方ないです。。